入札履歴
このオークションは終了しました。
最高入札者 : 1936
1936
2021/12/02 (木) 00:39 |
¥400,000 |
オークション開始
2021/11/25 (木) 09:49 |
※ = 自動入札
刀:白鞘入り(保存刀剣)
銘: 銘不明(備長船家□)
永徳□
鞘書:備前◯則光
但生無銘也
刃長二尺二寸一分有之
平成辛未歳長月中浣
〇〇(花押)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備長船家守としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:67.2センチ
反り:1.55センチ
目釘穴:2個
元幅:2.785センチ
先幅:1.86センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量: 510グラム
時代:南北朝時代 1381年
体配:生茎で身幅重ね頃合い反りが深くつき鋒がやや伸びた体配の良い作品
地鉄:小板目肌の小木目肌が混じり鎺元は昌風の地金となり全体に地沸がよく付き映り
が現れる。
刃紋:小沸出来、丁子乱れに互の目乱れが混じり明るく冴えて足、葉が柔らかく働く。物打ち近辺からさらに動きが活発となり砂流、金筋が盛となり帽子乱れ込んで先焼き詰風に少し返る。
特徴:通常備州長船守家は単調な互の目丁子乱れが多い。初代は畑田一派と言われてきたが、おそらく小反り一派と考えられる。
葵美術より一言 本作は永徳年季の作品で多少地金に緩い部分があるが細かな杢目に小板目肌が混じり、映りが現れます。 家守は銘が細かいために朽ちている作品が多く本作もその通りです。刀剣博物館で
その銘の部分を識別されここに備長船家守の南北朝時代の作品が
蘇ったのです。南北朝時代から下がって室町時代になると単調な互の目乱れの作品が多く本作のごとく物打ち近辺の刃紋は見えません。 明るくさえた刀は多少の瑕はありますが
南北朝時代の作品として是非お勧めしたいできです。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
落札価格:¥400,000
このオークションは終了しました。
最高入札者 : 1936
1936
2021/12/02 (木) 00:39 |
¥400,000 |
オークション開始
2021/11/25 (木) 09:49 |
※ = 自動入札