AS21546 脇差:井上和泉守国貞(井上真改)

説明

ご注文番号:AS21546
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)(特別貴重刀装具)

銘:井上和泉守国貞(井上真改)
菊紋 寬文五年二月日

新刀:最上作;摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 井上和泉守国貞 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重 及 金着一重
刃長:47.0センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:1個
元幅:2.98センチ
先幅:2.03 センチ
重ね:0.67センチ
刀身重量:480 グラム
時代:江戸時代寛文5年
体配:身幅広め重ねやや厚く切先ののびた体配の良い作品
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地沸が付き綺麗な地肌となる
刃紋:沸出来直刃、二重刃が働き帽子丸く匂口深く更に先掃掛ける
特徴:井上真改は初代和泉守国貞の次男で通称八郎兵衛と称し父の没後家督を相続し二代をついでおり、天和2年11月に亡くなる。
井上和泉守国貞は井上真改の前銘で本作の7年後に井上真改と改める。真改は萬治4年頃に朝廷へ作刀を献上しその賞によって菊の御紋を賜る。したがってそれ以降真改の作品は茎に菊文を彫ることとなる。

拵:特別貴重刀装具
鍔:楕円形の四分一地に耳を立ち上げ地には梅と竹の葉を高彫し金で色絵を施す。 裏に花押を彫る。
縁頭:四分一地に猟師が弓矢を以て動物を捉える様子を狐が頭に笹を乗せて様子を伺う光景を高彫し金で色絵を施す。 狐の表情が素晴らしい。 銘:田竜斉義隨(水戸の出身で江戸深川に住んだ金工)
鞘:黒呂色鞘に黒い帯を沢山つける。
目貫:金無垢と思われる這龍を高彫する。
小柄:赤銅魚子地に貝の図柄を高彫し金で色絵を施す。
葵美術より一言:本作は表に井上和泉守国貞と銘を入れ、裏には菊紋と寛文五年二月日と年紀を入れている。地鉄は美しく大阪地鉄の典型となる。やがて井上真改と津田越前守助広は摂津すなわち大阪新刀の双璧として評価される様になりました。この作品は井上真改の前銘で、直刃ながら出来もよく是非お求めいただきたい一品です。
拵えも素晴らしく是非この井上真改の作品をお買い求めくださいませ。

特別保存刀剣鑑定書
特別貴重刀剣鑑定書
拵え:特別貴重刀装具鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形





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2021/11/23 (火) 10:00

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