AS16297-短刀:昭守作

説明

短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:昭守作
昭和庚申年八月日(昭和55年)  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は昭守としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み 上々研磨
はばき:金着一重
刃長:29.6センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.09センチ
重ね:0.62センチ
刀身重量:245 グラム
時代:昭和55年
体配:身幅が広く重ね厚く短刀としては
長寸で表裏に棒樋を彫りがっしりとした作品で初刃を残す。
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来丸みのある互の目乱れを焼き、足良く入り
帽子、丸みを帯びて先尖ごころに返る。

特徴:宮城昭守は本名宮城真一と称し、大正14年12月6日に生まれ栗原彦三郎に入門し戦時中に陸軍受銘刀匠となり陸軍軍刀展覧会で会長賞受賞、日本刀展覧会では金賞を受けるなど数々の賞を獲得する。戦後は人間国宝:宮入行平に入門し鍛錬技術を学ぶ奨励賞、優秀賞、努力賞を獲得し白石市無形文化財に指定された。

拵:
縁頭:角
鞘:変わり塗り鞘 現代
目貫:現代
小柄;赤銅魚子地に花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす  江戸時代後期頃
笄:赤銅魚子地に花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす  江戸時代後期頃

葵美術より一言:昭守(本名宮城真一氏)は宮城県の誇る刀工ですが2018年4月2日 94歳で亡くなる。以前昭守の傑作を拝見したことがありますが刃中に金筋が盛に働く素晴らしい作品でした。本作は落ち着いた国広を思わせる様な作品です。流石、現代刀ながら特別保存に合格した作品で是非お勧めしたい短刀です。拵えは現代刀ですが小柄、笄は江戸時代の作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/11/19 (金) 10:00

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