AS21248-刀:長運斉江村作

説明

刀:白鞘入り
銘:長運斉江村作

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は長運斉江村としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:65.3センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:1個
元幅:3.11センチ
先幅:2.26センチ
重ね:0.755センチ
刀身重量: 785グラム
時代:昭和
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや浅く鋒やや伸びごころの
しっかりとした刀で生刃を3cmほどのこす。
地鉄:小板目肌よく摘んで無地風と地景風のおりなす流れ柾目が見て取れる。
刃紋:沸出来、小互の目乱れに直刃となり小足がよく働き直刃の刃縁が全体に柔らかく、帽子丸く返る。

特徴:長運斉江村は岡山刑務所の所長で囚人の中で真面目に勤めている特に凶悪犯の中から更生が期待出来る
出来る人物を日本刀を制作させる役割を与えた。 当時岡山県で陸
軍軍刀奨励会に入選していた長光を招請し
て軍刀制作の手ほどきを行い長光とともに多量の刀を制作していった。
長光と異なったのは江村は刑務所内で研磨を施した為に多くの江村はかなり上手に研磨がなされております。 一方長光はよくみますと研磨はかなり粗雑に行われ
しっかりとは研磨がなされておりません。 これは私の考えであり違っているかもしれません。
全体に作品の出来にばらつきがなく真面目な作品が多いのも特徴です。
昭和には靖国刀や湊川神社近辺で制作された作品がありますがこの岡山刑務
所内で制作された作品はそれらの刀剣と比較して何らおとることがありません。

葵美術より一言:私見ではありますが数多く私は長光、江村を扱ってきましたが全体と
しては長光より江村の作品が優れていると考えます。 それは江村が岡山刑務所の所長で
あった為と刑務所内にそれらの作品を研磨を行なっていたと考えられるからです。 将来戦時中に制作されたこれらの作品に光があてられ評価される時代になると考えられます。
是非江村をお買い求めください。

正真保証
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2021/11/17 (水) 10:17

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