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オークション開始
2021/11/16 (火) 09:52 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS21283
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 水府住人源徳勝作之(初代)
安政六季二月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は水府住人源徳勝 としては上々作にランクされる作品です。
新新刀:上作:水戸
研磨済み 上研磨
はばき:金色絵単鎺
刃長:67.0センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:3.21センチ
先幅:2.42センチ
重ね:0.81センチ
刀身重量: 945グラム
時代:江戸時代末期安政の頃 1860年
体配:身幅が広く重ね厚く茎長く反り適度につき
大切っ先の体配の良い作品です。
地鉄:柾目肌よく詰んで地沸がつき綺麗な地肌となる。
鎬地:柾目肌よく詰んで地沸がつき綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来直刃やや締まり二重刃が混じりネズミ足、
小足が良く働き物打ち近辺から匂口がやや深くなる。
特徴:水府住人源徳勝は通称彦六と称し鍛錬技術は徳宗から学んだ。 のちに江戸に
出て細川正義、運寿是一からも学んだ。
文久年間には小石川の水戸藩の邸内に移り数多くの作品を制作する。明治5年2月29日に64歳で亡くなる。
葵美術より一言:本作の徳勝は初代銘であり銘は草書銘で彫られている。 かれはほとんどの作品は柾目鍛えで制作しており、その技術は素晴らしい。
本作も同様に柾目出来ですが、やや詰まり研磨を施すことで柾目がよく見てとれますがそのために研磨はする必要は全くありません。
水戸藩の侍と交流があり切れ味の優れた作品を制作するために茎が通常の刀工より長くがっしりとした作品です。
重量は945グラムと重く重ねの厚い水戸侍の好む体配です。
最近なかなか出てこない水戸の刀工水府住人源徳勝を是非お勧めいたします。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
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