AS21347-脇差：無銘(師景)

脇差：白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(保存会鑑定2枚)
銘：無銘(師景)　　

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(師景) としては上々作にランクされる作品です。
中古刀：中上作：備前
研磨済み
はばき：素銅一重鎺
刃長:45.9センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅 2.7センチ
先幅:2.2センチ
重ね:0.52センチ
刀身重量: 385グラム
時代:室町時代初期応永の頃 1394年
体配：大擦上無銘で身幅、重ね尋常な反りが浅く鋒が伸びる
地鉄：小板目肌に小木目肌がよく混じり地沸が付き映りが現れる
　鎬地：小板目肌に小木目がだが混じる　　　　　
刃紋：小沸出来匂口の柔らかな丁子乱れに尖り丁子乱れが混じる
帽子、浅く乱れ込んで先、掃掛て小丸に返る

特徴：師景は大宮備前ともいい大宮盛景の子供で作品は小脇差や鍛刀の制作が多い。

拵：
鍔：楕円形の良質な鉄鍔に家紋と矢を５本透かした珍しい図柄　時代江戸時代中期頃
縁頭：鉄地で弓矢を高彫し金で色絵をほどこす
鞘：黒呂色さや
目貫：弓と矢を赤銅で高彫し金で色絵をほどこす
小柄：赤銅魚子地に矢を高彫し金で色絵をほどこす
笄：：赤銅魚子地に矢を高彫し金で色絵をほどこす
鐺：赤銅で弓矢を高彫し金で色絵をほどこす
栗型：画題不明　

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