AS21557 脇差:近江守法城寺橘正弘(初代)

説明

ご注文番号:AS21557
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:近江守法城寺橘正弘(初代)  
明暦元年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は近江守法城寺橘正弘としては上作にランクされる作品です。
上研磨済み
ハバキ:素銅地と銀の二重はばき
刃長:49.0センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:1個
元幅:3.23センチ
先幅:2.38センチ
重ね:0.66センチ
時代:江戸時代明暦元年1655年-1657年
体配:身幅3.23cmと広く重ね厚くどっしりとした重量感のある脇差
地鉄:小板目肌良く練れて地錵が付き肌立つ地金となる。
刃紋:錵出来匂口の深いのたれに互の目乱れが混じり、
足太く入り刃中、砂流が働く。

特徴:近江守法城寺橘正弘は姓を滝川と称し、本国は但馬といわれている。
後に江戸に移住して一 門大いに繁栄した。正弘には同銘が二代あり、
共に近江守を受領し、初代は承応・ 万治・寛文の年紀があり、二代には延宝・元禄で
本作はその初代銘である。作風は長曽祢虎徹に近く、截断金象嵌銘も良く見かける。
法城寺一派は虎徹一門とかなり交流があったと伺える。
貞国・国正・正照・正則・正次など多くの刀工を擁して一大派閥を形成している。
江戸法城寺一派の中で最上の伎倆をもった刀工数多くの弟子を養成した。
本作は匂口の深い直刃調に互の目乱が交じるなど、虎徹に似た正弘の上々の作品である。
刃中の働きも虎徹を思わせる出来です。
裏銘のある作品は極めて少なく貴重であります。

拵え:
鍔:円形の鉄鍔に龍の図を透かし彫りする。
目貫:赤銅地に龍の図を高彫。
縁頭:鉄地に龍の図を金色絵。
鞘:黒呂色鞘

時代背景:明暦3年1月18日に明暦の大火が起こり江戸時代最大の火災
江戸城、大名屋敷のほとんどが焼失した。
ウイキペディアより転載

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥600,000

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最高入札者 : phillip

phillip
2021/11/16 (火) 01:04
¥600,000
オークション開始
2021/11/09 (火) 11:39

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