AS13720 脇差:無銘(法華)菖蒲造り

説明

ご注文番号:AS13720

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:無銘(法華)菖蒲造り

古刀:上作:備後
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘(法華)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
ハバキ: 銀一重
刃長:45.6センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.81センチ
先幅:センチ
重ね:0.47センチ
刀身重量:370グラム
時代:南北朝時代 応安の頃 1368年 650年前。
体配:大摺上げ無銘の菖蒲造りの体配で身幅が広く上部にいって広がり鎌倉、南北朝期に流行した作品です。
地鉄:板目肌に杢目肌が交り地錵が付き、肌立ち白気映りが現れる。
鎬地:板目に杢目が交り柾に流れる。
刃紋:小錵出来、直刃に小足が入り打除がかかり帽子丸く先尖りごころに返る。

特徴:法華とは備後の刀工で法華一乗が法華宗の僧でそれらの一派が製作した刀剣を法華派という。
いずれも直刃出来で穏やかな作が多い。650年以上経過した刀が現存し
研磨されている事に日本人の侍文化をあらためて認識させられます。

拵え:
鞘:黒と朱の変り塗鞘。
鍔:鉄鍔に粟穂を透し彫りし金で色絵wほどこす。
目貫:赤銅地に扇子、碗を高彫りし金、素銅で色絵をほどこす。
縁頭:赤銅地に鼠の図を高彫りし金、素銅で色絵をほどこす。

葵美術より一言:菖蒲造りの作品で上部で広く体配が良く映りが鮮明に表れ時代の古さを感じさせます。
一見すると古三原を思わせる作品で刀剣博物館では法華と鑑定が出ております。
そもそも備後の一乗派の別称で法華三原とも称される。
一乗が法華宗の鍛冶になったからと云われており作風はほとんどかわらないと云われております。
一乗の応安元年に備後国尾道住日蓮宗法華一乗作と切った作品があると云われている。
日本刀大百科事典 福永酔剣先生より引用玄人好みのする作品でしっとりとした雰囲気を感じさせます。

時代背景:1368年、足利尊氏が征夷大将軍に任ぜられ、京都に室町幕府を開く。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥371,000

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入札履歴

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最高入札者 : skot.mckay

skot.mckay
2021/11/10 (水) 01:28
¥371,000
spitfire588
2021/11/10 (水) 01:28
¥370,000
skot.mckay
2021/11/10 (水) 01:28
¥361,100
spitfire588
2021/11/10 (水) 01:28
¥360,100
skot.mckay
2021/11/03 (水) 22:04
¥350,000
オークション開始
2021/11/03 (水) 13:35

※ = 自動入札