AS21398-脇差:肥前国忠吉(初代)

説明

脇差:白鞘入り(保存刀剣)
銘: 肥前国忠吉(初代)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 肥前国忠吉 としては上々作にランクされる作品です。
新刀:最上作:最上大業物:肥前
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:38.8センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.83センチ
先幅:2.69センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量: 370グラム
時代:江戸時代慶長の頃
体配:身幅、重ね尋常な反りが付き大鋒となる。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地沸が付き綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来直刃、刃縁柔らかく小足が良く入る。
帽子:ふくらに沿って丸みを帯び先小丸に返る。

特徴:初代忠吉は橋本新左衛門と称し、肥前鍋島家の抱え工で慶長元年藩命により一門の宗長とともに京の埋忠明寿の門に入り
忠吉は鍛錬具術を学び宗長は刀身彫りを学んだ慶長3年、
3年間を過ごしたのちに帰国して佐賀城下に住し藩の庇護の下で大いに栄えた元和10年には武蔵大掾を受領し名を忠広と改めた。
寛永9年に没している。

葵美術より一言:本作の忠吉は五字忠吉といって最も人気のある作品で銘振りから慶長7-8年頃に制作されたと考えられます。 鋒が大切っ先となり体配がよく地金の良さと刃紋の直刃できで落ち着きのある作品です。
新刀の最上作として君臨し最上大業物として評価された
肥前のトップとして活躍した刀工の作品です。是非お勧め致します。

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葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/11/03 (水) 11:11

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