AS21280-脇差:無銘(新々刀海部)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 無銘(新々刀海部)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(新々刀海部) としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:53.9センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:2個
元幅:2.9センチ
先幅:1.98センチ
重ね:0.615センチ
刀身重量:510 グラム
時代:江戸時代後期
体配:大擦上無銘で身幅、重ね尋常な反り適度につき鋒が伸びる。
地鉄:小板目肌練れて柾がかる。
刃紋:沸出来互の目乱れにのたれ刃が混じり、
鎬地に焼きが入り帽子、丸く先尖心に返る。

特徴:海部は阿波国海部現在では徳島県海部町の刀工群で
阿波の国の南端で土佐国への防御に当たる為
南北朝時代末期から海部鍛冶の発生が見られる。
その始祖は師久、氏吉などの説がある。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に武者を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:鉄池に花の模様を金で色絵を施す
鞘:小豆色の鞘に上下に紋様を入れる
目貫:牛の図柄を真鍮で彫りあげる。

葵美術としてより一言:海部鍛冶は山刀風の作品が多く右切り刃作りが多かった為、切れ味が素晴らしく軽率の脇差
重宝がられたと言われている、江戸時代になってからかなり地金も良
くなり刃紋は沈み心で切れ味を重視した作品を制作しております。
本作はまさに切れ味重視の作品で刀剣
博物館では新新刀海部と鑑定されましたが
もう少し時代が上がると考えます。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/11/03 (水) 10:54

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