AS21315 薙刀:肥前国住近江大掾忠広

説明

ご注文番号:AS21315
薙刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 肥前国住近江大掾忠広

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 肥前国住近江大掾忠広 としては上々作にランクされる作品です。
新刀:上々作:大業物:肥前
研磨済み
はばき:素銅地二重鎺
刃長:43.8センチ
反り:2.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.85センチ
重ね:0.73センチ
刀身重量:570 グラム
時代:江戸時代寛永の頃
体配:近江大掾藤原忠広の大変珍しい薙刀です。
刃区もしっかりと瑕や欠点のない状態の良い作品です。
地鉄:小板目肌実によく練れて地沸がつき
綺麗な小糠肌、すなわち肥前地金となる。
刃紋:沸出来直刃貴重に匂口深く小足、足、盛に働き
特に物打ち近辺から先に向かい細かな金筋が働き
匂口が深く働き横溢となり帽子匂口深く丸く返る。

特徴:肥前の刀工近江大掾藤原忠廣は初代忠吉の実子で本名を橋本平作郎という。父の
没した後の寛永十年(1633)紀からの作刀が見られ、寛永十八年(1641年)に二十九
歳の時、近江大掾を受領。受領後の正保、慶安頃が最盛期であったといわれる。終生忠
吉銘は襲名せず、忠広と銘した。藩より屋敷と切米二十石を拝領し肥前刀の高揚に務め
た。作刀期間は約六十年と長く、長寿であった為作品数は多く作風も多彩である。元禄
六年(1693)八十歳にて没した。長寿であった為作品数は多いが、寛文三年(1663)
頃からの晩年作には三代の代作も見受けられる。切れ味が良く、大業物に指定されてい
る。地鉄の美しさでは肥前刀随一といわれ、父忠吉に次ぐ名工との評価が高い。

拵え:全長約243センチ
柄:木製の柄に金具をつける。
鞘:黒呂色鞘に茗荷紋紋を入れる。

葵美術より一言:本作は二代近江大掾藤原忠広の大変珍しい薙刀であります。
状態もよく刃中の働きが多く足が長く入る。 物打ち近辺から匂口
が深く細かな金筋が働く

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
※海外送料別途


落札価格:¥600,000

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最高入札者 : DMNK

DMNK
2021/10/31 (日) 08:36
¥600,000
オークション開始
2021/10/31 (日) 11:04

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