AS21553 刀:無銘(青江吉次)

説明

ご注文番号:AS21553
刀:白鞘入り(第19回特別重要刀剣)(享保九年本阿弥光忠折紙付)(委託品)

銘: 無銘(青江吉次)         
                      
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(青江吉次) としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み:最上研磨
はばき:金着一重
刃長:2尺3寸1分(70.0センチ)
反り:6分(1.82センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.35 センチ
先幅:2.48センチ
重ね:0.63 センチ
刀身重量:835 グラム
時代:鎌倉時代嘉暦
体配:大擦上無銘で身幅が3.35cmと広く、
重ね0.63cm反りが深くつき鋒、伸びごころで表裏に棒樋を掻流し添樋を彫る。
地鉄:小板目肌の小杢目肌練れて地沸が付き全面に写りが現れ
段映り、指で押した映りが現れる。
刃紋:匂出来の締まった直刃にのたれが混じり足、葉が良く働く。

特徴:青江は鎌倉時代中期までの作品を古青江と称し
それ以降南北朝時代にかけての作品を青江と称し大別されております。
しかしながらその様な中でも南北朝時代初期と末期では大きく異なり
本作のごとく初期作はかなり華やかな作品となります。

葵美術より一言:刃中の働きが極めて横溢であり地に現れた映りと
刃紋の働きは鎌倉時代嘉暦(千三百二十六年)に製作された痕跡が明瞭に現れておりその豪快な姿に驚かされます。
是非この特別重要刀剣に認定された作品をお勧めいたします。
   
折り紙  
青江吉次
正真 長さ二尺三寸三分 表裏樋摺上無名也
代 三百五十貫
亨保九年辰
極月三日   本阿弥

特別重要刀剣図譜より
吉次極めの中でも傑出した出来栄えであり亨保九年本阿弥光忠三百五十貫の
折り紙が付帯すると記載されており、まずは第一級の作品と言えます。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2021/10/31 (日) 09:25

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