AS21361-脇差:備州長船康光 (三代)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 備州長船康光 (三代)
文安元年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備州長船康光 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:44.3センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:1個
元幅:2.51センチ
先幅:1.61センチ
重ね:0.57センチ
刀身重量: 320グラム
時代:室町時代文安の頃 1444年
体配:身幅、重ね尋常な反りやや深めで鋒やや伸びる。
地鉄:小板目肌に小杢目肌を交え地沸がよくつき綺麗な地鉄となり鮮明な写りが現れる。
刃紋:小沸出来、丁子乱れに小足が働き、帽子、のたれて小丸に返る。

特徴:文安元年八月日の備州長船康光で3代康光の作品で初代、二代の作風を忠実に引き継いだ作品で地鉄もよく
刃紋も典型的な小沸出来丁子乱れを焼いている。

拵:
鍔:円形の四分一地
縁頭:赤銅魚子地に蜻蛉の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:朱塗り鞘
目貫:赤銅地で飛ぶ鶴の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅地に人物が鬼に豆を撒いている図柄を高彫し金で色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作の備州長船康光は文安元年と年季があるところから三代康光と言える作品です。初代から二代の作風をよく伝え一見して応永備前に酷似する。作風は初代、二代と同様で出来も優れ映りがよく現れた作品です。拵えは朱塗り鞘で縁頭がトンボの図柄すなわち勝虫といわれた作品で戦闘に勝につながり武人に喜ばれた図柄です。 お勧めしたい作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/10/23 (土) 10:39

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