AS21409-脇差:源清平

説明

脇差:白鞘入り
銘: 源清平
昭和五十四年二月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 源清平としてはに上々作ランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金無垢二重?
刃長:33.2センチ
反り:0.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.14センチ
先幅:2.7センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量: 235グラム
時代:昭和54年、1979年
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度につき、どっしりとした短刀です。
地鉄:小板目肌よく練れて時沸がつき地景が長く働く
刃紋:沸出来互の目乱れ足良く働き刃中、砂流、金筋がよく働き
帽子先尖って大きく焼き下げる。

特徴:源清平は宮入清平刀匠は人間国宝」宮入昭平刀匠の弟として長野県に生まれ、昭和十六年から兄昭平について鍛刀を学び戦後昭和23年に独立しその後努力賞、優秀賞、毎日新聞社賞など多くの受賞をして平成元年2月から清宗と改名した平成12年5月には長野県知事表彰を受賞しております。宮入昭平刀匠の一門には田昭次、大隅俊 平と2名の人間国宝をがでており惜しむらくは宮入清平はその実力が師匠に迫る作品を製作しながら無鑑査にはなれなかった平成15年におしくも亡くなる.本作は身幅が広くがっしりとした作品で師匠の作品にも迫る見事な作品で刃中の働きが素晴らしく砂流、金筋が盛んに働くなど相州伝を遺憾なく発揮した作品と云えます

葵美術より一言:宮入清平は長野の刀匠清宗の前銘。本名を宮入栄三という。大正十三年(1924)生まれ。昭和十六年から兄である宮入昭平(のちの人間国宝、行平)について鍛刀を学ぶ。毎日新聞社賞、優秀賞、奨励賞十二、努力賞七。清麿風の作刀が多い宮入清平は人間国宝であった宮入昭平のちに宮入行平の実弟で兄より鍛練技術を学び昭和23年に独立して長野県ゆかりの地で源清麿に私淑して写しを製作する。本作は清麿写しの作品で金筋が激しく働き本科に迫る。宮入清平の傑作刀です。
特に物打ち近辺からの刃紋や働き、さらに地鉄に現れた長い地景は見るも者を圧倒されます。
おそらくこの地金と刃紋を出すために相当研究をしたと考えられます。是非お勧めしたい清麿写しの源清平 の作品です。

現代刀 (保存刀剣保証)
葵美術評価鑑定書
全身押し形

落札価格:¥400,000

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最高入札者 : fr2605

fr2605
2021/10/15 (金) 18:19
¥400,000
オークション開始
2021/10/09 (土) 14:59

※ = 自動入札