AS21297 刀:伊予松山住貞範作之

説明

ご注文番号:AS21297

刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:伊予松山住貞範作之
昭和二十年正月吉祥日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は伊予松山住貞範としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅一重
刃長:60.8センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.9センチ
先幅:2、4センチ
重ね:0.65センチ
刀身重量: 635グラム
時代:昭和20年
体配:身幅、重ねしっかりと生刃を残し反り適度に付き、
鋒がのびた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸がつき綺麗な無地肌となる。
刃紋:小沸出来匂口やや深く丁子乱れに
互の目乱れさらに逆さ丁子乱れを焼き足良く働き
刃中、細かな砂流。金筋が働く。
帽子:表はのたれて三作風となる 裏は丸い帽子となる。

特徴:高橋定貞次の門人で間も無く終戦となり刀剣の制作はほとんどなく
貞次の刀剣制作にほとんど没頭していたと考えられます。
師匠の高橋定貞次は数多くの作品を戦時中に制作をし戦後初めて政府からの注文で
日本刀の中で短刀の制作を行い当時の進駐軍のウオーカー中将に本間順治博士を通じて梅と龍
の彫刻を施し贈呈したとされる、この短刀は私が、かって米国から購入した品物で
茎には英語でウォーカー中将の名前が刻まれておりました。
余談はさておきこの刀の出来は高橋定貞次の傑作に酷似しております。
貞範の最高傑作といって良い作品ですが間も無く終戦となり制作本数も極めて少なかったと思います。
この刀は貞範の最高傑作刀で一見すると新々刀に紛れる見事な作品です。 是非お勧めしたい作品です。

拵え:
鍔:竪丸形の鉄鍔に合戦図を透し彫りし金で色絵をほどこす。
銘:宗典作
縁頭:赤銅魚子地に騎馬図を高彫りし金で色絵をほどこす。
目貫:龍の図を高彫りし金で色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2021/09/28 (火) 10:58

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