AS06196 刀:無銘(千手院) 

説明

ご注文番号:AS06196
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 無銘(千手院)  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(千手院) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:72.4センチ
反り:2.6センチ
目釘穴:3個
元幅:2.9センチ
先幅:1.6センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量: 535グラム
時代:鎌倉時代中期から末期
体配:身幅やや細め重ね尋常な反りが2.9cmと深く反り中鋒となる。
地鉄:小板目肌よく練れて無地に近い
地鉄のところどころ大肌が現れ白気映りが淡く見て取れる。
刃紋:直刃基調にのたれが混じり匂口やや深く小足が入り
二重刃が混じり、刃中、砂流、金筋が働く。
帽子:ふくらに沿って丸く返り、金筋が働く。

特徴:奈良の若草山の西山麓に千手観音を祀る千手堂がありこの地に在住していた刀工群が千手院派と呼ばれている。
大和五派の中では最も古く平安時代といわれているが在銘の作品は見当たらないない。
おそらく僧兵の為に制作したと考えられ、銘を茎にいれなかったと推測されます。他の大和系統の刀工銘が極めて少ない。

拵え: 太刀拵え
太刀鍔:銀?地に草花を彫る
縁頭:鐺:そのほかの小道具は四分一地に草花の紋様を彫る
目抜き:赤銅池で龍の図柄を彫る
鞘:黒に皺模様を入れる

葵美術より一言:本作は千手院と鑑定されましたが時代がもっと古く見え古千手院に近い作品です。
なんといってもその反りの深い古色蒼然たる貫禄のある体配で
地金もよく刃紋は匂口深めに刃中、金筋がよく働き
雅味のある出来の良い作品です。なお拵えは江戸時代の太刀拵えで大切に保存され続けてきた名品ですので是非お求めください。
差表に刃区より5cm近くに縦割れがあります。重要刀剣と比較しましても決して負けない地金と刃紋を保有しております。
体配が一見しただけで時代の古さを感じさせる宝剣として代々伝えていただきたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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オークション開始
2021/09/19 (日) 09:51

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