AS21403-脇差：無銘（藤島）

脇差：拵え入り(貴重刀剣)
銘：無銘（藤島）

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘（藤島）としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：銀着一重
刃長：59.0センチ　
反り：2.0センチ　
元幅：2.61センチ　
重ね：0.61センチ
時代：室町時代中期頃
体配：小切先、やや細身の鎬造の脇差だが刃長は限りなく刀に近い。
地鉄：板目肌　
刃紋：刃区より直刃調に湾れ、その先尖りごころを交えた小互の目乱となる。刃中金筋があらわれる。

特長：藤嶋派は、越前国の藤嶋（現在の福井市藤島町付近）という地名に由来する。初代の友重は藤島城士の需要に応じここに定住し、後に加賀で栄えた。

拵
鞘：黒呂色鞘
鍔：無銘丸形鉄鍔　
縁頭：無銘　赤銅磨地
目貫：龍図

貴重刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形