AS21408 刀:無銘(陸奥守兼高)

説明

ご注文番号:AS21408
刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘:無銘(陸奥守兼高)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(陸奥守兼高)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:81.5センチ
反り:0.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.0センチ
先幅:2.2センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量: 905グラム
時代:江戸時代万治頃 1658年の頃
体配:長寸で(81.5cm)重ねが厚く反りが0.5cmとほとんど無反りの寬文新刀の体配をした作品
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり地沸がよく付き
肌目がよく見て取れ淡い白気映りがあらわれる。
鎬地:同様な地肌で、おそらく無垢鍛え。
刃紋:沸出来、丸みを帯びた互の目乱れが横手まで続く。
帽子:くびれて丸く返る。

特徴:陸奥守兼高は元関の刀工であったっが関から越前に移住する。清洲住信高の父。

葵美術より一言:本作は生む銘であるが陸奥守兼高と刀剣博物館において鑑定された作品です。81.5cmと長寸で
目釘穴1個の生茎の作品で鑢目は鷹の羽となっております。
地金が板目肌に柾目が混じり鎬地も同様な地金から無垢鍛えとも考えられ新刀には珍しい作品と思います。

時代背景:室町時代の戦国時代が終了し江戸時代となりやや落ちついた時代となったため関では数多くの刀工が刀剣の需要が激減したため各地に仕事を求めて移動していった時代で、本作の陸奥守兼高も同様な状況であったため、移住を決断したと考えられるのです。 本作は陸奥守兼高としては出来もよくなぜ生無銘であったのか不明です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥400,000

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入札履歴

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最高入札者 : dawid

dawid
2021/09/11 (土) 12:53
¥400,000
オークション開始
2021/09/10 (金) 09:06

※ = 自動入札