AS21389 刀:賀州住藤原家忠

ご注文番号：AS21389

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(拵え：保存刀装具)

銘:賀州住藤原家忠

新刀:中上作:業物:加賀
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は賀州住藤原家忠としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み 上々研磨
はばき:金着一重
刃長:66.0センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.08センチ
先幅:2.05センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量:640 グラム
時代:江戸時代寛永の頃
体配:身幅、重ね尋常な反りが適度につき鋒がやや伸びる。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき綺麗な地金となる。
刃紋:沸出来刃区よりのたれた匂口のやや深い刃紋となり
その先匂口が深い互の目乱れ、ゆったりとした尖互の目となり
足、葉よく働き帽子三作風にのたれて丸く返る。

拵:保存刀装具
鍔:木瓜型鉄鍔に雲龍図を高彫し金銀色絵をほどこす
縁頭:鉄地に蝶の図柄を銀で高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒石目地鞘に黒漆で紋様を描く
目貫:這龍の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
栗型:鉄地に蝶の図柄を銀で高彫し金で色絵をほどこす
笄:赤銅魚子地に樋定規図を高彫りする。

葵美術より一言:明るく冴えた家忠の作品で匂い口が深く互の目乱れを焼き上げ
一見すると加州兼若を思わせる作品。
また拵えも良くできております。

特別保存刀剣鑑定書
拵え：保存刀装具鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形