AS20275-刀:無銘(長船義光)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:無銘(長船義光) 

藤代刀工辞典 中古刀:上々作:業物:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(長船義光)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:69.0センチ
反り:2.2センチ
目釘穴:3個
元幅:2.78センチ
先幅:1.825センチ
重ね:0.65センチ
刀身重量:715 グラム
時代:鎌倉時代末期
体配:摺上げ無銘で身幅。重ね尋常な反りが深くつき鋒やや伸びる。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき精微な地金となり
淡い映りが現れる。
鎬地:小板目肌に細かな柾目が混じる。
刃紋:小沸出来丁子乱れに互の目乱れ、片落互の目乱れが混じり、足良く入り細かな金筋が働き、帽子三作風に返る。

特徴:義光は備前長船派で通説は景光の子で兼光の弟と伝えられております。作刀は鎌倉時代末期の元亨から南北朝時代の貞治に亘り、この間40年兼光とは活躍期は同じくしている。
彼の作風は景光風で同様な作品となる 。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に龍と蛸と思われる図柄を高彫り透かす
鞘:青貝チラシ鞘
目貫:花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に粟穂の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
笄:赤銅魚子地に植物の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:姿形がよく鎬地も残り優美な体配をした作品で
地金がよく明るく冴えた互の目丁子乱れ、
片落ち互の目乱れを焼き上げ一見景光を思わせる作品です。
元はおそらく在銘であったのを銘を取り去ったのかもしれません。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/09/04 (土) 11:28

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