AS21346-刀:無銘(雲次)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘(雲次)

葵美術正真鑑定書 : 特別保存刀剣鑑定書
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(雲次) としては上々作にランクされる作品です。
古刀:上作:備前
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:2尺3寸2分2厘(70.36センチ)
反り:7分0厘(2.12センチ)
目釘穴:3個
元幅:2.78センチ
先幅:1.96センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量: 695グラム
時代:鎌倉時代 文保頃
体配:大擦上無銘で身幅、重ね尋常な反りが深くつき
鋒やや長い体配の良い作品です。
地鉄:小杢目肌よく練れて地沸が付き
綺麗な地金となり鮮明な乱れ映りが現れる。
鎬地:板目肌に杢目肌が混じり柾目に流れる。
刃紋:沸出来直刃に小足が、葉が匂口柔らかく盛に働く。
帽子: 丸く返る。

特徴:備前鵜飼一派に属する雲次は雲生、雲重らの刀工と備前国宇甘圧に在住したために宇甘派とも称され、いずれも雲の字をその名に冠しております。そのため雲類とも言われている。
雲次には正和4年、文保2年、建武2年紀の作品があるので
彼の活躍期は鎌倉時代末期から南北朝時代初期と言われております。

拵:
鍔:木瓜型赤銅無地鍔
縁頭:赤銅魚子地に花の紋様を高彫し金で色絵をほどこす。銘:尾陽住玉成堂明雄(花押)
鞘:黒呂色鞘に細かな紋様を入れる。
目貫:小槌を高彫りし金で色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作の雲次は雲類の中で最も有名な刀工です。 本作はまず鎬地が残り地金がよく練れて精良な地金
に乱れ映りが鮮明に現れております。 刃紋は直刃出来にや
や匂口が深めにつき小足、刃が盛に働く見事な作品となります。
古刀の魅力をふんだんにに表した名品を是非お勧めいたします。
拵えは穏やかな雰囲気を持った拵えです。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書
全身押し形


落札価格:¥1,350,000

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入札履歴

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最高入札者 : シさん

シさん
2021/09/04 (土) 00:57
¥1,350,000
オークション開始
2021/08/28 (土) 10:10

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