AS21102 脇差:大和守吉道

説明

ご注文番号:AS21102
脇差:白鞘入り(保存刀剣)

銘: 大和守吉道

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としてはにランクされる作品です。
藤代刀工辞典 新刀:上作:業物:摂津
研磨済み
はばき: 金着二重
刃長:52.3センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.27センチ
重ね:0.75センチ
刀身重量: 560グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度に付き
鋒がのびた健全な長寸の脇差
地鉄:小板目肌よくねれて地沸が付き地景が入る
刃紋:刃区より直刃その先互の目乱れに丁子乱れが混じり
刃中に細かな砂流、金筋が働く。

特徴:大和守吉道は大阪初代丹波守吉道の次男で三品宇左衞門と称し初期作には簾刃を見かける。河内守国助の影響を受けた拳形丁字乱を焼き技量の確かさを発揮している。
丹波守吉道と同様の出来の他、吉道独特の虎の尾返りの交じった丁字乱を完成させ鑑定の見所の一つとなっている。
本作は吉道の特色を遺憾なく発揮した傑作。

葵美術より一言:本作はしっかりとした作品で刃区よし直刃、その先に互の目乱れに丁子乱れが働く手法は大阪
新刀のよくある特徴で特に中河内の国助とよく似る。
激しく働く丁子乱れは匂口が深く足がよく働き
大和守吉道の特徴である虎の尾と称される刃を見て取れる
出来の良い作品ですので是非お勧めいたします。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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オークション開始
2021/08/17 (火) 09:46

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