AS21381 短刀:無銘(山村)

説明

ご注文番号:AS21381
短刀:白鞘入り(保存刀剣)(委託品)

銘:無銘(山村) 

鞘書:〇〇 長八寸七分 代金子拾五枚

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(山村)としては上々作にランクされる作品です。
はばき:銀一重
刃長:26.3センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.72センチ
重ね:0.53センチ
刀身重量: 190グラム
時代:南北朝時代応安の頃1368年
体配:茎が短く三つ棟となり身幅が広く
重ねやや薄めで反りがなく南北朝時代の体配をしており
表に草の剣巻龍が彫られ裏には棒樋が彫られている。
地鉄:小板目肌肌立ち地沸が良くつき映りが現れる。
刃紋:沸出来直刃に小足が柔らかく入り、帽子丸く焼き詰風に返る
刃中に長い金筋が働く。

特徴:越後の山村信国一派は南北朝時代末期から始まり
室町時代末期まで続くといわれている。
山村正信は元来二代信国の門下と伝えられているが
薫山先生の説では初代信国の門下ではないかと述べれられおられます。鑑刀日々抄403ページに記載された文章を参照。

葵美術より一言:初代信国の門人でのちに越後山村に移住した
山村鍛冶として当地で活躍する。その筆頭が山村正信であります。 刀剣博物館では単に山村一派としているために
正信とは断定できませんがそれに近い出来をしております。
身幅が広三つ棟で反りがなく南北朝時代末期の体配をした作品で地金が肌たち映りがあらわれ草の剣巻龍が彫られその彫り口もよくさらに刃中に金筋が現れで出来が良くお勧めしたい作品です。
刃こぼれと小錆がございますので、ご希望の方は代金別途5万円にて研磨いたします。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2021/08/13 (金) 11:25

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