AS21276 脇差:無銘(三原)

説明

ご注文番号:AS21276
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘: 無銘(三原)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(三原) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:赤銅一重
刃長:34.8センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:2個
元幅:2.66センチ
重ね:0.655センチ
刀身重量: 295グラム
時代:室町時代初期から中期
体配:身幅が広く重ね厚く表裏に棒樋を彫り
多少の先反りが見てとれる。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき柔らかな地金となる。
刃紋:沸出来直刃。帽子、丸く返り焼き下げる。

特徴:三原一派は芸州の刀工で鎌倉時代から南北朝時代にかけて制作された作品を古三原と称し、室町時代初期から中期を担に三原と称し末期を末三原と区分けしております。
本作は刀剣博物館では三原と鑑定されました。
柔らかな雰囲気を持った地鉄に沸出来直刃を焼き
魅力のある作品と言えます。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に阿弥陀鑢を彫る
縁頭:赤銅魚子地に牡丹の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:小豆色と黒の線を交互に入れた鞘
目貫:赤銅地で鶏の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に土筆の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:550年以上を経ていまだに研磨が輝いております。
拵えも良くできており瑕や欠点がなく楽しめる作品です。
お勧めしたい作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


落札価格:¥230,000

入札履歴

このオークションは終了しました。

最高入札者 : ありとし

ありとし
2021/08/12 (木) 09:43
¥230,000
オークション開始
2021/08/12 (木) 13:01

※ = 自動入札