AS21311 刀:無銘(直江志津)

説明

ご注文番号:AS21311
刀:白鞘入り、拵え付き(第15回重要刀剣)

銘: 無銘(直江志津)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(直江志津)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:2尺2寸4分(67.9 センチ)
反り:5分(1.515センチ)
目釘穴:4個
元幅:2.9センチ
先幅:2.08センチ
重ね:0.65センチ
刀身重量:595 グラム
時代:南北朝時代
体配:大擦上無銘で表裏に棒樋を彫り反りが深くつき
鋒がのびた体配の良い作品です。
地鉄:板目肌、柾目に流れ地沸がよくつき地景が働く
刃紋:刃区より匂口の深い小互の目乱れとなり物打ち近辺から匂口深く互の目乱れとなり明るく冴えて
刃中、砂流、金筋が働き明るく冴える。
帽子:乱れ込んで焼き詰となる。

特徴:美濃国志津の地に正宗十哲の一人に数えられた兼氏が来往して一派は栄えるがのちの門人である兼友、兼次
兼重、兼信らは同国、直江に移住して活躍する。 これらの刀工達
を直江志津と呼称しております。

拵:太刀拵え 制作年代は明治以降
鍔:太刀鍔
縁頭:その他金具:銀地
鞘:変り塗鞘
目貫:赤銅地に龍の図柄を高彫する

葵美術より一言:直江志津は大志津からの流れを組む刀工群で直江志津と大和志津に分かれます。
以前正宗を拝見した時焼刃は低く格調ある作品でした。 本作の刃区より中程近辺までの刃紋がよくにており刃中に金筋がよく見て取れます。 明るく冴えて激しい金筋は素晴らしく物打ち近辺からの高い刃紋は一つの景色であり帽子はのたれて焼き詰となるなど変化に富んだ作品といえます。
拵えはそれほど時代はありませんが明治以降に制作されたと考えられますがしっかりと堂々としております。
最近は直江志津などの作品はあまり出てきませんので是非お勧めしたい刀です。

第15回重要刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2021/08/11 (水) 10:24

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