AS17442 刀:肥後国住赤松太郎兼嗣作

説明

ご注文番号:AS17442

刀:白鞘入り

銘:肥後国住赤松太郎兼嗣作
平成十一年三月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥後国住赤松太郎兼嗣作としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:73.3センチ
反り:1.9センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.43センチ
先幅:2.83センチ
重ね:0.76センチ
刀身重量:915 グラム
時代:現代
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや深く
鋒がのびた豪壮な作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地錵が付く。
刃紋:沸出来互の目乱れとなり匂口深く足良く働き
刃中、砂流、金筋が働く。
帽子、乱れ込んで先尖って返り刃紋に沿って金筋が働く。

特徴:赤松太郎兼嗣は昭和二十六年生まれの熊本県八代の刀匠。
本名を木村兼定という。父である木村兼重に学んだ。昭和六十一年に熊本伝統工芸に指定された。
赤松太郎は、兼嗣を筆頭として兼裕、兼照、その他の門人を育成している。
全ての刀工は赤松太郎と銘を付け清麿写しには定評がある。
自家製鉄により玉鋼を制作して作刀を行う為、現在通常制作された玉鋼とはやや趣きが異なる。

葵美術より一言:赤松太郎兼嗣は九州においてがっしりとした清麿写しの作品を制作する。
九州には独特な雰囲気がありがっしりとした作品が好まれる傾向があり現代刀にもその影響を受けております。 
盛吉は無監査として活躍をしております。赤松太郎兼嗣も同様な作品を制作し自家製鉄の玉鋼でがっしりとした作品を制作し
匂口の深い互の目乱れに砂流、金筋が盛に働く清麿を彷彿とさせる
見事な作品です。赤松太郎兼嗣の中でも出来が素晴らしく又研磨もかなり上手な研磨師によって研磨がなされ、
鎺も金着二重のまずは欠点のな素晴らしい作品と言えます。
当社で自信を持ってお勧めできる作品で是非お勧めいたします。研磨及び金筋の働きをお楽しみください。

葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/08/10 (火) 14:47

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