AS21218 脇差:大和守安定 (截断銘)

説明

ご注文番号:AS21218

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)

銘:大和守安定
寛文五年七月十九日 山野加右衛門永久貳ツ胴截断

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 大和守安定 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長: 53.3センチ
反り: 0.9 センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 3.0 センチ
先幅:2.06 センチ
重ね: 0.71 センチ
刀身重量:525 グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:身幅がやや広く重ね厚く鋒がのびた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき綺麗な肌合いとなる。
刃紋:沸出来、匂口が深めの互の目乱れに尖互の目が混じり、
刃中の働き横溢で砂流、金筋が盛の働く。 帽子丸く掃掛る。

特徴:大和守安定は従来本国は越前とつたえられてきたが新刀弁疑では紀州石堂と記載されており、
現在では後者の説で統一されつつある。

拵:半太刀拵え
鍔:円形に扇子を彫り透かす
縁:四分一地に川の流れに植物を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘に青貝チラシを入れる
笄:赤銅地で鳥が羽を伸ばした図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に旗の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小刀:政則と銘がある

葵美術より一言:互の目乱れに角ばった刃紋匂い口が深くつき
刃中に働く砂流、金筋は安定の特徴を遺憾無く発揮しております。
寛文五年七月十九日 山野加右衛門永久
貳ツ胴截断があり昨今珍しい貴重な金象嵌試し斬りの作品です。
脇差の出来も素晴らしく特別保存であろ拵えもよくできており小
柄、笄を揃い青貝チラシに半太刀拵えも見事で
是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
特別貴重刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/08/10 (火) 10:12

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