AS20036-刀:無銘(青江)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘(青江)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(青江) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:2尺2寸7分(68.8センチ)
反り:6分5厘 (1.97センチ)
目釘穴:2個
元幅:2.965センチ
先幅:2.265センチ
重ね:0.75センチ
刀身重量: 745グラム

時代:鎌倉時代末期頃 1329年頃
体配:大擦上無銘で身幅が広く重ねやや厚く
反りが深くつき鋒がやや伸びる。
地鉄:縮緬肌に地沸が良く付き、精良な地金となり映りが現れる。
刃紋:小沸出来直刃基調に小足、葉が盛んに働き
細かな金筋が働き、帽子大きく丸く返る。

特徴:備中は平安時代中期以降から室町時代に渡って多くの鍛冶を輩出した事で知られる。青江派は平安時代の安次を祖として備中國高梁川下流域を中心に繁栄し、多くの名作を残した。鎌倉時代中期頃より南北朝期頃までのものが青江、それ以前のものが古青江と呼ばれるが、室町時代になると全く衰退している。

拵え
鍔:鉄鍔で周りには真鍮で象嵌を施す。
鞘:黒呂色鞘
縁:赤銅地に虫の図柄を描く。
目抜:赤銅でナマズの図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作の青江は。 体配がよく地金は青江独特の地理面風の地金となり、刃紋は直刃にのたれが混じり
足が柔らかく盛に働き葉が柔らかく働く。 惜しまれるのは差裏の鋒、横手近辺に荒れた瑕があることです。刃中の働きは横溢で足。葉が盛に働きます。
拵えもまずまずの作品です。 お勧めできる作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: , ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2021/08/07 (土) 10:22

※ = 自動入札