AS16742 槍:備前国長船横山祐包(無保証)

説明

ご注文番号:AS16742
槍:白鞘入り

銘:備前国長船横山祐包(無保証)
嘉永三年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備前国長船横山祐包としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長:24.3センチ
反り:0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.3センチ
重ね:0.85センチ
刀身重量: 265グラム
時代:江戸時代嘉永3年
体配:やや長めの槍で三角の形をした作品で、
裏に樋を彫り、朱を入れる。
地鉄:小板目肌よく詰んで練れた地金となる。
刃紋:沸出来直刃、二重となり、中程は匂口深くなる。
帽子丸く返る。

特徴:備前の初代横山祐包は江戸時代文久頃に活躍した刀工。横山俊吉と称した。薩摩元平の門となった伊勢守祐平の嫡子横山祐盛の養子または弟子で、初銘を俊吉ともいう。祐永の姉婿。横山祐永をはじめとする他の刀工同様に一門の特徴の良く表れた備前伝の丁字乱を焼く。本作は出来の良い典型的な備前復古刀で、流石に「友成五十八代孫」 を銘に切り添えるのも頷ける。友成は伯耆国安綱、山城国三条小鍛治宗近と共に日本最古の三匠と称せられる名匠の一人である。

葵美術より一言:横山祐包は通常匂口の締まった
独特な丁子刃を焼きますが、時には直刃出来も制作し
二重の刃紋を焼くこともあります。

葵美術評価鑑定書:全身押し形
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2021/07/29 (木) 15:53

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