AS20495-脇差:肥前国陸奥守忠吉

説明

脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 肥前国陸奥守忠吉

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国陸奥守忠吉としては上々作にランクされる作品です。
藤代刀工辞典: 新刀:上々作:最上大業物:肥前
研磨済み
はばき:
刃長:53.2センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:1個
元幅:3.11センチ
先幅:2.22センチ
重ね:0.64ンチ
刀身重量:520 グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:身幅広く、重ねやや厚く反り適度に付き
鋒がのびた体配の良い姿をした作品。
地鉄:小板目肌がよく詰んで地沸がつき
小糠肌となり細かな地景が入り美しい肥前の地金となる。
鎬地:小板目よく摘んで柾目が混じる。
刃紋:沸出来直刃を匂口柔らかく焼き上げ、
小足,葉が柔らかく見て取れる。
帽子:尖り心に丸く変えり先掃きかける。

特徴: 肥前国陸奥守忠吉 は近江大掾忠広の嫡子で本家三代目を引き継いでいる。万治3年に陸奥大掾を受領、翌年
寬文には陸奥守に転じ貞享3年父である近江大掾忠広が亡くなってから7年後50歳で没している。
比較的作品が少ないのは作刀期間が短かったことが原因だります。又父に忠広の代作もかなり多く、
忠広自身の銘が彫られている物は更に珍しい。

葵美術より一言 体配の良さ、地金の抜群の良さ
刃紋に中直刃に足、葉が柔かく働き帽子も匂口の深い、掃掛た作品
です。 制作本数も少なくなかなか市場には出回らなくなってきております。 是非お勧めできる作品です。

特別保存刀剣鑑定書(※近日発行予定)
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2021/07/25 (日) 10:30

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