AS21329-短刀:備前長船住長光

説明

短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(拵え:特別保存刀装具)(委託品)
銘:備前長船住長光
正安二二年十一月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備前長船住長光 としては上々作にランクされる作品です。備前:古刀:最上作:大業物:備前
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:7寸1分(21.52センチ)
反り:0センチ
目釘穴:2個
元幅:1.76センチ
重ね:0.49センチ
刀身重量: 85グラム
時代:鎌倉時代正安 1299年
体配:身幅、やや狭く、細身の短刀で内反り姿をしている。
地鉄:小杢目肌よく練れて時沸がつき映りが淡く現れる。
刃紋:小沸出来、互の目乱れ、帽子のたれて返る 三作帽子。

特徴:長光は長船の祖である光忠の子で同派の二代目を継いでおります。 現存する作品は鎌倉期の刀工としては最も多く、いずれも出来にムラがなく技量が充実しております。 
彼の作風は大別して父光忠風の作品と華やかな丁子乱れの作と
直刃調の細身の丁子足が入った比較的穏やかな作品があります。

拵:素銅地に紋様を入れた一作拵え 合口拵(特別保存刀装具)
縁頭:鐺:栗型:素銅地に紋様を入れた作品
小柄:素銅地に紋様を入れた作品
笄:素銅地に紋様を入れた作品
鞘:黒漆で紋様を描いた鞘
目貫:赤銅地で花の図柄と葉を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作は細身で内反りの短刀姿を呈し
鍛えは総じて小板目肌の詰んだ肌合いとなり、丸みを帯びた小互の目となり帽子、のたれて尖り心に返る独特な刃紋となります。
722年という時代を経過した作品です。 裏に刻まれた正安22年11月日という年号は大変貴重で年号の入った長光は極めて珍しいと言えます。当然大名家に伝わった作品でよくぞここまで保存し続けてきたことに敬意を評したい作品です。
拵えは一作拵えで品格のある作品です。是非お家の宝物として大切に保存されますことを祈っております。長銘であり、裏銘も大変貴重な作品です。

特別保存刀剣鑑定書
拵え:特別保存刀装具鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2021/07/22 (木) 10:17

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