AS21328-刀:遠近(第18回特別重要刀剣)

説明

刀:白鞘入り、太刀拵え付き(第18回特別重要刀剣)(委託品)
銘: 遠近 

鞘書:備前国遠近 摺上二字有銘也この工伝書に
古備前恒遠子年代承久頃と記慧眼する同作は
新味ある丁子出来を示候なを其の年代建久
平安時代末期1190年と思量候 
本刀地刃に銘振り共に同工の典型なを代表作の一口
出来見事本阿弥光常折り紙付帯す
上州高崎藩主松平輝貞所佩也

折紙:備前国遠近 備前国遠近  正真 
長さ 二尺二寸二分半有之 代金子五枚
延宝四年辰   本阿弥
                            
藤代刀工辞典39ページに所載された作品です。

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は遠近としては最上作にランクされる作品です。
古刀:上々作:備前
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:2尺2寸2分 (67.27センチ)
反り:5分5厘(1.67センチ)
目釘穴:2個
元幅:2.86センチ
先幅:1.98センチ
重ね:0.58センチ
刀身重量: 660グラム
時代:建久:平安時代末期1190年
体配:擦り上げ、区送があるが、裏には遠近と鮮明な銘が彫られている身幅が尋常で重ね適度にあり反りが深くつき鋒が伸びる。
鎺元より反りが深くつき、中程からうつ伏せ心となり、古備前の体配が強くなる。
地鉄:小板目肌に小杢目肌よく練れて地沸が厚くつき
鮮明な映りが現れる。
刃紋:小沸出来丁子乱れが匂口深く働き足、葉が働き砂流、金筋が盛に働いた見事な作品で穏やかにのたれ心に返る。

拵:太刀拵え
鍔:赤銅魚子地に金で覆輪をほどこす。
鞘:黒石目地鞘
目貫:赤銅地で花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
石付き物;責金物;兜金;縁金物;口金物;足金物:赤銅地に唐草模様と家紋を銀で高彫する。

葵美術より一言:本作の遠近が特別重要刀剣に指定された最高峰の古備前遠近の作品です。
折り紙は本阿弥光常の権威ある鑑定書であり、銘もしっかりと彫られております。上州高崎藩主松平輝貞の所持刀であります。  
藤代刀工辞典では建久:平安時代末期1190年と記載されておりますが、田野辺先生の鞘書きで鎌倉時代中期頃と鞘書きがございます。いずれにせよ時代の古さは疑問の余地がなく華やかな丁子乱れとなり一見すると一文字を彷彿とさせる作品です。
地金がよく映りが現れ刃紋の働きが横溢で金筋が盛んに働き
最上級の備前国遠近の作品です。
めったにでてこない特別重要刀剣に指定された作品を是非お勧めいたします。

第18回特別重要刀剣鑑定書
本阿弥光常の折紙
葵美術評価鑑定書
全身押し形





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2021/07/18 (日) 14:43

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