AS15005-脇差:近江大掾藤原忠広

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:近江大掾藤原忠広
 
新刀:上々作:大業物:
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来はとしては上作にランクされる作品です。
研磨済み
ハバキ:素銅地一重金色絵

刃長:52.6センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:1個
元幅:2.85センチ
先幅:2.07センチ
重ね:0.55センチ
時代:江戸時代 寛文の頃
体配:身幅、重ね尋常な反りやや浅い寛文新刀の体配をした脇差
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き地景が入って所謂肥前独特の小糠肌となる、
刃紋:錵出来、匂口の深い太直刃に柔らかな刃縁で足が入り帽子同様に丸く返る。
特徴:肥前の刀工近江大掾藤原忠廣は初代忠吉の実子で本名を橋本平作郎という。
父の没した後の寛永十年(1633)紀からの作刀が見られ、寛永十八年(1641年)に二十九歳の時、
近江大掾を受領。受領後の正保、慶安頃が最盛期であったといわれる。
終生忠吉銘は襲名せず、忠広と銘した。藩より屋敷と切米二十石を拝領し肥前刀の高揚に務めた。
作刀期間は約六十年と長く、長寿であった為作品数は多く作風も多彩である。
元禄六年(1693)八十歳にて没した。長寿であった為作品数は多いが、
寛文三年(1663)頃からの晩年作には三代の代作も見受けられる。
切れ味が良く、大業物に指定されている。地鉄の美しさでは肥前刀随一といわれ、父忠吉に次ぐ名工との評価が高い。
本作は近江大掾藤原忠広の典型的な地金で地金が良く刃紋も忠広としてはかなり出来が良い作品です。

拵:江戸時代の拵
鍔:竹の文様を模して円形に制作する。 正阿弥 江戸時代後期頃
縁頭:赤銅魚子地に花の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒漆に文様を彫った変わり塗り鞘
目貫:赤銅地で御所車を彫る

終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2021/07/16 (金) 11:40

※ = 自動入札