AS 21255-脇差:(菊紋)和泉守来金道(3代) 

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:菊紋 和泉守来金道(3代) 

藤代刀工辞典:新刀:中上作 業物:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 菊紋和泉守来金道 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:44.8センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.92センチ
先幅:2.21センチ
重ね:0.67センチ
刀身重量:505 グラム
時代:江戸時代延宝の頃 1673年
体配:身幅、重ねしっかりと反りが適度につきやや鋒がのびる。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき綺麗な山城地金となる
刃紋:刃区より直刃、その先丸みを持った互の目乱れとなる。
帽子:丸く返る。

特徴:伊賀守藤原金道3代は三品勘兵衛と称し、晩年亨保7年に幕府の命により濱御殿出場の豫戦選に3代金道御用迎付けられたが病気の為4代来金道が代理として更に久道が召し出され両人の中、来金道の作品が勝り、和泉守来金道は江戸にて鍛刀するという。
京都五鍛治の筆頭で、文禄頃の初代に始まり十一代まで続く。
初代は上洛して文禄二年に禁裏鍛治司を拝命し、伊賀守を受領した。
その後、徳川家康が朝廷に願いでて永代 日本鍛治宗匠という称号の使用許可を得る。
また天皇の即位式の御用や朝廷の御用を奉仕した功績があったことから、
菊紋を銘に切ることが許された。
本作はその3代銘で出来がり3代金道の作品のなかでもとりわけ優れている。。

拵:
鍔:赤銅地で牛車の図柄と花を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地で桜の花が咲き乱れる中を華やかな牛車を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で牛車の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に菊図柄を高彫し金で色絵と素銅地をほどこす

葵美術より一言:山城の刀工である和泉守来金道   3代 が制作した丸おみを帯びた互の目乱れの得意な作品を作り上げました。   
拵えも見事な当時の京都のお花見会が見事に描き出され平安時代華やかな光景が見て取れます。

時代背景:寛文末期に伊達騒動が終結する。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2021/07/15 (木) 10:36

※ = 自動入札