A20538-刀:備前国住長船与左衛尉祐定

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 備前国住長船与左衛尉祐定
永禄十年二月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備前国住長船与左衛尉祐定としては上々作にランクされる作品です。
藤代刀工辞典:末古刀:上作:備前
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:2尺2寸7分(68.8センチ)
反り:7分(2.12センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.3センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量: 820グラム
時代:室町時代永禄10年 1568年
体配:本作は生茎、目釘穴1個と健全で重量があり身幅しっかりと重ね厚く反りが深くつき鋒がのびた健全で肉置きが良い蛤刃となる。
地鉄:小板目肌に小木目肌が混じり地沸がよく付き映りが現れる
刃紋:小沸出来、互の目乱れに丁子乱れが混じり
足に葉が働き帽子、乱れ込んで金筋が働く

特徴:備前国住長船与左衛尉祐定は永正頃の祐光の門人といわれている。備前国住長船与三左衛尉祐定とは何らかの関係があったろうと考えられます。

葵美術より一言:室町時代末期には多量生産された祐定と丁寧に制作された作品とさらに注文打ちといわれた俗名打ちの作品との
大きく区分けされます。 本作は俗名打ちの注文された作品で
地金、刃紋ともに丁寧に制作されております。
また本作は重量もあり茎の状態もすこぶるよく鑢目もしっかりと見え
目釘穴は1個で余程大切に保存され450年間大切に保存されてきた作品と言えます。是非大切にこの先もご家庭の宝物として保存してもらいたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/07/10 (土) 10:26

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