AS21205-脇差:(菊紋)丹波守吉道

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: (菊紋)丹波守吉道(京) 二代

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 一菊紋丹波守吉道(京) としてはに上々作ランクされる作品です。
藤代刀工辞典:新刀:上作:業物:山城
研磨済み
はばき:素銅地二重
刃長:48.6センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.14センチ
先幅:2.15センチ
重ね:0.74センチ
刀身重量:490 グラム
時代:江戸時代正保 1644年
体配:初茎で身幅が広く重ね厚く反りは少なく
鋒がのびた江戸時代初期の寛永頃の体配をした作品です。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで山城一派の上質な地金となる。
刃紋:刃区より直ぐ焼き出しとなりその先すぐは出来に匂口の深めに小足が見て取れ帽子、丸く返る。

特徴:本作は京二代の作品で三品藤七郎と称し寛永16年に丹羽守を受領と同時に十六葉の菊紋を許される。帽子は丸く途中たるみ心がありそれゆえ三品帽子と言われております。

拵:
鍔:木瓜型赤銅魚子地に少し耳を立ち上げ
川の流れの岸辺に大きな蟹を捕らえようとする人物を
高彫し金で色絵をほどこす。
縁頭:赤銅魚子地に波の図柄と飛ぶ千鳥の図柄を高彫し
金で色絵をほどこす。
鞘:青貝散らし
目貫:松の気に止まる鷹の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言: 本作は地金の良い作品で締まりごころの直刃を焼き通常見る簾刃とは異なり品格があり魅力のある作品と言えます
また拵えもよく青貝散らし鞘に赤銅魚子で制作された縁頭、目抜、鍔もそれぞれよくできております。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/07/01 (木) 11:35

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