AS21189-脇差: 無銘(文珠)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 無銘(文珠)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(文珠) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み(最上研磨)
はばき:素銅地一重鎺
刃長:33.4 センチ
反り:0.6 センチ
目釘穴:1 個
元幅:2,8 センチ
先幅:センチ
重ね:0.52センチ
刀身重量: 275 グラム
時代:江戸時代 寬文の頃
体配身幅が広く重ね厚くしっかりとした寸伸び短刀で表には棒樋と添樋を彫り裏には二筋樋を彫る。
地鉄:小板目肌精良な地金となり地沸が微塵につき精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来、匂口の深い太直刃出来で帽子同様に丸く反りが深い。

特徴:太直刃に地金の素晴らしい明るく冴えた作品で研磨が素晴らしい事もあり地金の良さが十分に引き出され
細かな地金と地景が浮き出しております。足が太く柔らかく働き刃中
に細かな砂流と金筋が見て取れます。
刀剣博物館では文殊と鑑定された作品ですが文殊とは大和系統の作品で本作は江戸時代に入った南紀重国の弟子である文殊重国と考えられます。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に花の紋様を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅地に花の紋様を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘。
目貫:赤銅地で花の図柄を彫る。

葵美術より一言:本作は最上研磨によって研磨され地金の微細な部分から刃中の働きがよく現れ素晴らしい地金と刃紋がよく見て取れます。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2021/06/30 (水) 10:40

※ = 自動入札