AS15648-刀:於大阪和泉守国貞

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:於大阪和泉守国貞
新刀:上々作:大業物:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は和泉守国貞としては上々作にランクされる作品です。
上研磨済み
ハバキ:銀一重
登録証番号:大阪12610
交付年月日:昭和26年8月12日
刃長:71.2センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:2個
元幅:3.13センチ
先幅:2.01センチ
重ね:0.70センチ
時代:江戸時代寛永の頃
体配:1寸強の摺上げ区送があるが身幅広く重ね厚く反りが浅い、しっかりとした作品で切先が延びた健全な刀
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き綺麗な大阪地金となる。
刃紋:錵出来、匂口の深い互の目乱れに丁字乱れが混じり高低に変化があり
刃中、砂流、金筋が働く。帽子掃きかける。
特徴:和泉守国貞は井上真改の親という所から親国貞と云われている。
和泉守国貞(初代)は、天正十七年(1589年)日州に、
五郎右江衛門良光の長男として生まれ、上京して同郷の出身堀川国広の門人となる。
同門の先輩であった越後守国儔(くにとも)に学んだ。
元和六~七年(1620~1621年)には初代国助と前後して大阪に移り、
嫡子である井上真改をはじめとして多くの弟子を育てた。
元和九年(1623年)九月十五日に和泉守を受領。
本作はその直後の初期作である。後に入道して道和と号す。
著名な刀工である井上真改の親に当たる為、「親国貞」ともいわれている。
慶安五年(1652年 九月十八日に承応に改元) 没。江戸時代より大阪新刀の祖と称えられる。
比較的長寸の刀が多く作刀数も多い。
本作は身幅が広めでがっしりとした健全な刀で出来も良く是非御薦めしたい作品です。
葵美術より一言:多少の摺上げがありますが、健全な作品で
価格も大変御手頃です。新刀上々作で大業物に指定された作品を
是非お求め下さい。

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2021/06/26 (土) 11:05

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