AS21136-短刀:忠国(信濃大掾)

説明

短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 忠国(信濃大掾) 四代

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
藤代刀工辞典」:新新刀:中作:
本作の出来は 忠国(信濃大掾 )としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:18.0センチ
反り:0.1センチ
目釘穴:1 個
元幅:1.95 センチ
重ね:0.8センチ
刀身重量:135 グラム
時代:江戸時代寛永の頃
体配:やや小ぶりの重ねの厚い菖蒲作り風の体配をした珍しい短刀
地鉄:小板目肌よく練れて無地に近い澄んだ地金となる。
刃紋:小沸でき直刃、二重刃が掛かり砂流、弱い金筋がかり、
帽子丸く返り焼き下げる。

特徴:信濃大掾初代は寛永頃で四代まで続く。 
二字銘で切るのは4代頃の作品で銘の部分の国が
他の忠国とは異なります。

拵:
縁頭:角
鞘:黒呂色鞘
目貫: 梅と松の図柄を高彫りする
小柄:赤銅魚子地に亀と岩、水の流れを高彫し
金で色絵をほどこす  銘:弘寿
小刀:濃州石住具衛

葵美術より一言。室町時代の戦乱時代が終わり日本刀を求める需要が激減した時代で元から需要の少ない短刀の制作もほとんど江戸時代後期までは制作が止まった状態となっていました。
その為現在では江戸時代の初期から中期の間に制作された短刀は大変珍品と言え、更にその中でもこの短刀は変わった体配をしておりますので是非お求めください。
拵えは上等な作品ではありませんが、小柄と小刀は銘が本物と考えられます。

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2021/06/24 (木) 11:12

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