AS21176-脇差:藤原行長

説明

脇差:拵え入り
銘: 藤原行長

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 藤原行長 としては上々作にランクされる作品です。
藤代刀工辞典:新刀:中上作:良業物:豊後
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:55.6センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
重ね:0.615センチ
元幅:2.88cm
先幅:1.82cm
刀身重量: 520グラム
時代:江戸時代 万治の頃
体配:身幅、重ね尋常で反りが深くつき鋒がのび太体配の良い作品。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がよく付き精良な地金となる
刃紋:沸出来、湾れに小互の目乱れがのたれの先端に現れる。
帽子、丸みを帯びて返り焼き下げる。

特徴:藤原行長は高田一派に属した刀工で江戸時代初期に活躍する。
したがって高田初期の作品のごとく地金が大変綺麗な作品で評価される脇差です。

拵:
鍔:木瓜型鉄鍔に耳を広く取り中に紋様を彫り金で色絵を」ほどこす。
縁頭:鐺:鉄地に金で唐草模様を描く
鞘:青貝散らし鞘
目貫:赤銅で鷹の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に兜と杖を高彫し金で色絵をほどこす
小刀:長吉と銘がある

葵美術より一言:行長が制作した長寸の脇差でおそらく海の波動をえがいたものと思われます。
ゆったりと波が動いていくなかで波頭に波しぶきがあがる風情です。
拵えもよく出来の良い拵えです。

保存刀剣保証
葵美術評価鑑定書
全身押し形

落札価格:¥240,000

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入札履歴

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最高入札者 : John-kun

John-kun
2021/06/23 (水) 02:03
¥240,000
オークション開始
2021/06/20 (日) 11:39

※ = 自動入札