AS16500-大小:沖光

説明

大小:

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大:拵え入り

銘: 隠岐国住沖光
昭和二十年五月 (1945年)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 隠岐国住沖光 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
登録証番号:
はばき:素銅一重
刃長:64.4センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.02センチ
先幅:2,.22センチ
重ね:0.74センチ
刀身重量: 765グラム
時代:昭和25年終戦になる直前といって良い作品です。
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや深め鋒ややのびた作品で生刃を残す
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき綺麗な肌目の地金をした作品です。
刃紋:沸出来丁子乱れに互の目乱れを交え足良く働き細かな金筋が働く
帽子やや角ばる風で小足が入る
特徴:隠岐国住沖光は島根の刀工で陸軍軍刀技術奨励会会長賞を獲得する。
昭和3年に生まれ17歳の時点でこのような作品を制作していたとは驚きです。
島根の良質な地金を使用して玉鋼を制作し数多くの刀工が名品を制作してきました

拵:
鍔:円形の厚めの鉄鍔に真鍮地で蝶を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:四分一地に印籠と根付を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:青貝散らしに文様を入れる代わり塗り鞘。
目貫:竹と雀を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:素銅地に人物を彫る

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小:拵え入り
銘:沖光
昭和四十四年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 隠岐国住沖光としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅一重
刃長:26.9センチ
反り:0.1センチ
目釘穴:1個
元幅:2.8センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.67センチ
刀身重量: 240グラム
時代:この短刀は昭和44年に制作された作品
体配:身幅が広く重ね厚く反りのないがっしりとした健全な作品で
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつき
綺麗な肌目の地金をした作品です。
刃紋:沸出来直刃できにのたれに互の目乱れがゆったりと入り
小足が入り帽子綺麗に丸く返る。

特徴:隠岐国住沖光は島根の刀工で陸軍軍刀技術奨励会会長賞を獲得する。
昭和3年に生まれ17歳の時点でこのような作品を制作していたとは驚きです。
島根の良質な地金を使用して玉鋼を制作し数多くの刀工が名品を制作してきました。

拵:
縁頭:四分一地に印籠と根付を高彫し金で色絵をほどこす
柄は黒地に刻み鞘
鞘:青貝散らしに文様を入れる代わり塗り鞘。
目貫:激しく動き回る猪に猿がその背中にまたがる光景。
金無垢か金色絵かは判断ができません。

葵美術より一言:この大小は昭和20年戦争が終了する時点で制作された作品で短刀は戦後沖光が日本刀を制作し始めた時に制作された短刀です。 ご存知の様
に島根県は良質な砂鉄が産出され、それを元に和鉄すなわち玉鋼が生産されます。 その為沖光は素晴らしい日本刀を制作しております。この大小は短刀が出来上がってから拵え制作を行ったと考えられます 特に鞘は青貝散らしの見事な作品を制作しております。
刀もまた短刀も見事な地金で是非お勧めしたい作品です。

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葵美術評価鑑定:全身押し形

大(刀)

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小(短刀)

落札価格:¥550,000

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入札履歴

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最高入札者 : lbaxter

lbaxter
2021/06/25 (金) 01:04
¥550,000
オークション開始
2021/06/18 (金) 11:25

※ = 自動入札