AS21082-刀:作陽幕下士細川主税源正義(刻印)

刀:白鞘入り(甲種特別貴重)
銘: 作陽幕下士細川主税源正義(刻印)
天保八酉十一月二十八日於武州千住山田五左衛門ニッ胴試

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 細川主税源正義(刻印) と銘がある としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:74.1センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.21センチ
先幅:2.4センチ
重ね:0.79 センチ
刀身重量: 1040グラム
時代:江戸時代末期頃
体配:長寸で身幅が広く重ね厚く反り適度につき
表裏に棒樋を彫り鋒ののびたがっしりとした健全な刀。
地鉄:小板目肌にも米が混じり時沸がよく付き綺麗な地金となる。
刃紋:沸出来直刃に小足が入る。
帽子:丸く先と尖ごころに返る。

特徴:本作には刀剣博物館発行の特別貴重刀剣がついておりますが銘に疑問があり,当社では銘の保証はいたしません。1キロを超える堂々とした作品で地金もよく整い刃紋は直刃出来で切れ味の良さそうな作品です。

甲種特別貴重刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形