AS20360-脇差: 無銘(島田)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 無銘(島田)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(島田) としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:46.2センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.7センチ
重ね:0.47センチ
刀身重量:340 グラム
時代:室町時代末期の頃
体配:菖蒲作り風に鎬地を削ぎ落とし先反りがつき体配の良い作品
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつく
刃紋:沸出来互の目乱れに丁子乱れが混じり皆焼となる。
鎬地にも焼きが激しく働く差裏鎺元より5cm近くに肌荒れ部分あある。

特徴:島田一派は島田一派は室町時代初期から活躍した。
島田一派は相州の流れを汲んで正広の作風を取り入れ
島田義助がその初代で多くの門人を育てた。
その作風は相州伝を加味した作品が多く
相州正広、相州綱広等程の皆焼はなくなり
やや穏やかな風情をした作品が多い。

拵:
鍔:木瓜型赤銅鍔に耳を金で色絵を施し波に龍が」泳ぐ図柄を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に波の中に馬の乗る武者を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:青貝散らし鞘
目貫:素銅地で馬の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に秋草の模様を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作は島田と同時に小田原相州との混じり合った作品。多少の欠点はありますが刃紋は互の目乱れに皆焼風の作品となり、拵えもよくできております。是非お勧めしたい作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書
全身押し形

終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2021/06/10 (木) 12:54

※ = 自動入札