AS21141-太刀:長則(左兵衛尉)

説明

太刀:白鞘入り(特別保存刀剣)(特別貴重刀剣)
銘:長則(左兵衛尉)

田野辺先生鞘書
福岡一文字左兵衛尉長則 生茎2字銘を有し
制作手代正安、嘉元頃同工福岡一文字派を飾る鍛冶
小丁子の作風は正に長船長光の乱れを見るが如し、
本作地刃典型なりし、その本領を発揮しでき
見事藩政時代は長府毛利家に襲蔵さる
珍珍重重 刃長2尺四寸六分余有し
推時巳丑暦神無月 探山邉道識

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 最上作 としてはにランクされる作品です。
研磨済み
登録証番号:山口県1858
昭和26年3月31日
はばき: 金着二重
刃長:2尺4寸6分2厘(74.6センチ)
反り:5分5厘 (1.67センチ)
目釘穴:3個
元幅:2.81センチ
先幅:1.33センチ
重ね:0.74
重量: 645グラム
時代:鎌倉時代正安 1299年
体配:生茎に身幅、重ね尋常な反り深くつき中鋒となる。
地鉄:小板目肌実によく詰んで地沸が付き映りが現れる。
刃紋:小沸出来丁子乱れとなり柔らかく足同様な風情であり
長光に酷似した出来となる。

特徴:一般的に福岡一文字は華やかな作品が多いが
ほとんどは無銘極めであり、在銘も一と銘を打つ作品が多い。
正真であり福岡一文字の作品は意外と地味な作品も多く、この在銘長則は小丁子乱れを焼いております。
地鉄をレンズで見ると地金の精良さが見て取れます。
又鎬地が残っているのも重要な評価です。

葵美術より一言:鎌倉時代中期頃に制作された生茎の福岡一文字長則の作品。鎬地は小板目肌に小杢目肌となり、よく練れた地金となる。腰より先から反りが強く先にいってからややうつ伏せごころがあり体配がよく鋒やや伸びる。
田野辺先生の鞘書にも藩政時代に毛利家の保存されていたと記載され、重要な作品と言えます。長則の在銘品は少なく、一見すると長光のごとく華やかな刃紋となり、銘の長は長光にもよく似る。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術正真鑑定書
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2021/06/06 (日) 10:58

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