AS21156-脇差:無銘(越前兼植)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別貴重刀剣)
銘: 無銘(越前兼植) 保証保存刀剣

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(越前兼植) としては上作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:金着一重
刃長:43.8センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:2個
元幅:3.47センチ
先幅:2.93センチ
重ね:0.76センチ
刀身重量: 635グラム

時代:江戸時代慶長の頃
体配:身幅3.47cmと非常に広く、重ね厚い。反りは浅いが鋒が長い豪壮な作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸が付き肌目がよく見て取れる
刃紋:沸出来のたれに小互の目を焼き刃中に細かな砂流、金筋が働
く。帽子は小沸出来丸みを帯びて小丸に返り焼き下げる
刃中には砂流、金筋が働く

特徴: 越前兼植は江戸時代慶長頃の刀工で
この刀に限らず作風は大和大掾正則の地金にもよく似る。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に雲龍を高彫し金色絵をほどこす越前記内
縁頭:鉄地に龍と思われる図を金色絵でほどこす
目貫:四分一に仙人と龍の図柄を高彫し金色象嵌を施す。
鞘:黒石目地に紋様を細かく彫る。

葵美術より一言:肉置きがしっかりとして鬼の包丁ともいえる作品です。昔の鑑定で越前兼植と鑑定されましたが今保存審査にだしても同じ結果になると思います。
拵えも素晴らしく正真の越前記内作と思われる龍の鍔でしっかりとしております。是非おすすめしたい作品です。

保証：保存刀剣
特別貴重刀剣鑑定書
葵美術正真鑑定書
全身押し形