AS205189-脇差:近江守法城寺橘正弘(二代) 

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:近江守法城寺橘正弘(二代)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
藤代刀工辞典:新刀:上作:武蔵
本作の出来は近江守法城寺橘正弘(二代)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:53.3センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.14センチ
先幅:2.27センチ
重ね:0.69センチ
刀身重量: 530グラム
時代:江戸時代延宝の頃 1673年
地鉄:小板目肌実に良く練れて地沸が付き
細かな地景が働き精良な地金となる。
鎬地:板目肌に柾目が美しく流れる様に働く
刃紋:沸出来互の目乱れ数珠刃風となり
匂口が深く太い足が柔らかく働く
帽子:匂口深く丸く返る。

特徴:近江守法城寺橘正弘初代の跡目についた二代正弘は父親の作品と殆ど見分けがつかないほどよく似た作品を制作する。

拵:
鍔:木瓜形赤銅魚子地鍔に耳には龍を彫り
地には菊の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に菊の花を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で何かの画題を赤銅地で高彫りする。
小柄:赤銅魚子地に風景を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:ご存の様に初代の正弘の作品は虎徹とは全く変わらない素晴らしい作品を制作しており、2代正弘も同様であります。   本作の作品は棟区より10cmより先にかけて鎬地を削り
手元に脇差のバランスを保ち様にしたと考えられ
手持ちの良さを感じさせます。  
作は匂口の深い数珠刃で地金が明るくまさに虎徹と比較しても何ら劣るものではありません。
なお拵えは見事な菊をモチーフとした図柄で描いた作品です。  
きっとご満足される作品と考えます。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書
全身押し形

落札価格:¥650,000

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最高入札者 : Hurry

Hurry
2021/05/27 (木) 21:18
¥650,000
オークション開始
2021/05/27 (木) 11:06

※ = 自動入札