AS19723 刀:泰龍斉宗寛造之

説明

ご注文番号:AS19723

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:泰龍斉宗寛造之
文久二年二月日                                 

鞘書:寒山先生:泰龍斉宗寛 文久二年二月日
長二尺五寸三分有之 昭和戌申年十月寒山誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 泰龍斉宗寛としては上々作にランクされる作品です。
藤代刀工辞典:新新刀:上作:武蔵
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:76.0センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:2個
元幅:3.22センチ
先幅:2.31センチ
重ね:0.73センチ
刀身重量:880 グラム
時代:江戸時代末期 文久2年
体配:身幅が広く重ね厚く反り程度につき鋒が伸びる。
鎬地の刃棟から10cmほどから先に向かって
削り落としているのは重量を軽くさせる為と考えられ
多くの刀工が行なっております。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地沸が良くつき綺麗な肌合いとなる。地には宗寛が得意とする映りが現れる
刃紋:小沸出来 、小丁子、小互の目・小尖刃紋と宗寛得意の刃紋を焼く。帽子に返、乱れ込んで先小丸に返る。

特徴:泰龍斉宗寛は固山宗次の門人で江戸深川箱崎で暮らす。 元々生国は古川阿武隈川近くで生まれた。
作品は師匠の固山宗次に似た作品が多いが彼独特の作品も多い。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に武者の図柄を高彫し金で色絵をほどこし、透かす 
表に藻唐子入道宗典 行年七十一歳製。裏には江州彦根住喜多川
縁頭:赤銅魚子地に武者の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:青貝散らし
目貫:弓を持つ鎧武者を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:泰龍斉宗寛造は固山宗次の弟子として働きさらに独特な作風を制作した。
特に地鉄に映りを出す作品は本作の様に小乱れ風の作品に多く、大振りの刃紋の作品には映りはあまり出まい傾向があります。
拵えは鍔、縁頭、目抜は全て藻唐子宗典の武者を高彫し金で色絵をほどこした素晴らしい作品です。是非お勧めしたい作品です。
研磨ご希望の方には別途6万円にて承っております。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2021/05/25 (火) 11:56

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