AS21093-刀:無銘(末左・大左一門)

説明

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:無銘(末左・大左一門)
                 
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(末左・大左一門)としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:75.6センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:2個
元幅:3.16センチ
先幅:2.13センチ
重ね:0.77センチ
刀身重量: 775グラム
時代:南北朝時代延文、貞治頃 1356年頃
体配:大擦り上無銘で表裏に2つ樋を彫り身幅広く重ね厚くそりやや深めに大鋒の南北朝代の体配をした作品。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで美しく映りが現れる。
刃紋:小沸出来直刃基調の小足が入りのたれて所々匂口深く刃中、砂流、金筋が働き物打ち近辺から刃中の働きが多くなり
帽子、右は二重刃となり先は焼き詰となり、左の鋒は同様に焼き詰める。

特徴:南北朝時代初期に筑前国の左文字が出現し
それまでの九州物に見られない相州伝をお導入し乱れ
主張の刃に明るく冴えた垢抜けした作風を樹立しました。
また一門の刀工達も師風を受けて大いに繁栄
 した彼ら文科の刀工」には安吉、行弘、国弘。吉貞、弘行、弘安、
貞吉などがおりそれらの刀工を末左と呼称している。  
その作風は師匠の左文字を倣いのたれに互の目の混じった焼刃を主張とし沸つき帽子は 突き上げて尖った作品が多い。

葵美術より一言:この刀は身幅、がやや広く
鋒ののびた南北朝時代の体配をしており、とりわけ延文。貞治
 の時代色がよく表示されており板目に杢目に肌立ちごころとなり
地沸が細かく厚くつきほつれ、砂流。帽子は尖って返るなでど出来口を表しております。末左の特色を示した作品で直刃貴重の刃紋  に小互の目乱れが目立った作を示しております。
迫力があり健体であることも好ましい

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書
全身押し形



落札価格:¥1,100,000

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入札履歴

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最高入札者 : jtwoodlake

jtwoodlake
2021/05/27 (木) 01:17
¥1,100,000
オークション開始
2021/05/20 (木) 12:19

※ = 自動入札