AS21139-刀:備州長船祐定

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:備州長船祐定
大永五年八月日 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備州長船祐定としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:素銅一重
刃長:64.0センチ
反り:2.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.97センチ
先幅:1.8センチ
重ね:0.75ンチ
刀身重量: 610グラム
時代:室町時代大永5年(1525年8月20日)
体配:身幅が広く重ねやや厚く反りが深くつき鋒ややのびた体配の良い片手打ちの刀
地鉄:小板目肌に杢目肌が混じりややまさに流れ映りが現れる
刃紋:沸出来直刃に小足が入り帽子、丸く返る

特徴:祐定は丁寧に制作した俗名打ちと
備州銘の室町時代末期の数打ちものとの
区分けされるが必ずしも規則だてたものではなく
備州銘でも永正から大永頃まではかなり
質の良い玉鋼を使用しています。 
本作も同様で地金がよく刃紋もかなり精度の良い作品と言えます。

拵:
鍔:尾張風鍔
鞘:赤銅に龍を高彫し金で色絵をほどこす
目貫:赤銅地に龍の図を彫り、金色絵を施す。

葵美術より一言 片手打ちと称する短めの扱いやすい刀でそりが深くつき体配がよく地金に映りが現れ、刃紋は直刃できに小足が入った上品な作品です。
拵えは豪華ではありませんがそれなりの評価ができます。
室町時代の激しい戦いが繰り返された時代の作品を是非お勧めいたします。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2021/05/19 (水) 11:41

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