AS21096 刀:越前守助広(二代)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(委託品)

銘:越前守助広(2代)

藤代刀工辞典:新刀:最上作:大業物:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 越前守助広としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:75.2センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.9センチ
先幅:1.92センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量:625グラム
時代:江戸時代延宝の頃
体配:身幅、重ね尋常な反り適度につき鋒が伸びる。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地沸がつき精良な地金となる。
刃紋:沸出来匂口の深い丸みを帯びた互の目乱れ濤乱刃風となりその互の目乱れが刃区から横手まで続き帽子丸みを帯びて金筋が働く。刃中、砂流、金筋がよく働く。

特徴:助広は大阪新刀の中で極めて重要な位置にある刀工である。初二代があるが本作は二代によるものである。初代助広は本国は播磨で、後に大阪に出て初代河内守国助に師事、一般に「そぼろ助広」と呼ばれる。切味に優れ最上大業物に指定されている。晩年になって越前守を受領。寛文三年(1663)に没した。
 二代は初代の門。寛文元年(1661)に受領し、寛文七年(1667)に大阪城代青山因幡介宗俊(信州小諸城主)に召し抱えられた。同年二月の銘から楷書で「津田越前守助広」と銘を切る。延宝二年(1674)八月から丸津田と呼ばれる草書体の銘に改めた。天和二年(1682)に没した。本作は制作年代は寬文2年頃すなわち26歳頃に制作した作品と言えます。

拵:
鍔:木瓜型赤銅地に耳を高くし雲龍と波を高彫し金で色絵をほどこす。躍動感のある素晴らしい鍔です。
縁頭:赤銅魚子地に竜を高彫し金で色絵をほどこす。
鞘:黒石目地に刻みをつけた鞘。
目貫:赤銅地で這龍を高彫し金で色絵をほどこす。

葵美術より一言:最上作:大業物と評価された本作の助広は、寬文2年頃の作品で、26歳頃の油の乗り切った時代の作品といえます。ややこずんだ濤乱刃となり匂口の深い刃紋はこの先の丸津田の片鱗を思わせます。完成された濤乱刃は誠に見事な作品ですが、やや面白味の欠け私は角津田時代の作品に覇気があり、面白味があると考えております。  
いずれにせよこの大互の目乱れの助広の明るい刃紋と地金の良い作品と共に拵えも龍の一作拵えは見事なものです。是非お勧めしたい作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2021/05/16 (日) 12:50

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